A.日語新聞中文版

日本山口縣阿武町政府誤將4630萬日元的國家臨時特別補貼匯入一名男性的賬戶，至今未能收回這筆款項。5月18日，該男性因涉嫌使用電子計算機進行詐騙被警方逮捕。

被捕的是家住山口縣阿武町的一名24歲的無業男性。據警方透露，4月份該男性在明知阿武町政府誤將4630萬日元臨時特別補貼匯入自己賬戶的情況下，通過智能手機的網上結算服務，從自己的賬戶將其中400萬日元匯給代理結算業者，從而非法獲取利益，涉嫌使用電子計算機進行詐騙。

據悉，該男性面對警方的調查，供認自己用這筆錢進行了網絡賭博。

警方表示，該男性已將被匯入賬戶中的4630萬日元全部轉移至別的賬戶。警方將對扣押的智能手機展開分析，調查詳細的金錢流向。

B.日語新聞簡易版
 

町が間違えて振り込んだ4630萬円　男性「全部使った」

山口県の阿武町は先月、463の家庭の口座に10萬円ずつ振り込みました。このお金は、新型コロナウイルスの問題で生活に困っている家庭に國が出したお金です。しかし、このあと町は間違えて、振り込んだ全部のお金と同じ4630萬円を24歳の男性の口座に振り込みました。町は男性にお金を返すように言いましたが、まだ返していません。

この問題で男性の弁護士は「男性は今、お金を持っていません。返すことは難しいです」と話しました。そして、男性が弁護士に「お金は外國のインターネットのカジノで全部使いました」と話していることがわかりました。

阿武町の町長は「本當にカジノで使ったなら、許すことができません。お金は必ず返してもらいます」と言いました。

*漢字讀音請參考圖片

C.日語新聞普通版
 

山口 阿武町 4630萬円誤給付「オンラインカジノで使い切った」

山口県阿武町が新型コロナウイルスの影響で生活に困窮する世帯への給付金合わせて4630萬円を誤って24歳の男性の口座に振り込み、その後返還を拒否されている問題で、男性が「振り込まれた金は海外のオンラインカジノで全部使い切った」などと話していることが代理人の弁護士への取材で分かりました。

この問題は、阿武町が新型コロナの影響で生活に困窮する世帯を対象に1世帯當たり10萬円を支給する國の臨時特別給付金について、463世帯分の合わせて4630萬円を誤って町內の24歳の男性の口座に振り込み、その後返還を拒否されているものです。

代理人の弁護士は16日の會見で「男性は金を所持しておらず、現実的に返還は難しい」と明らかにしていましたが、さらに男性が「振り込まれた金は海外のオンラインカジノで全部使い切った」などと話していることが弁護士への取材で分かりました。

代理人の弁護士は、男性が先月と今月の2回にわたって警察の任意の事情聴取を受けたほか、スマートフォンを警察に提出していることを明らかにしています。
 

阿武町長「回収に向けて全力盡くす」 

阿武町の花田憲彥町長が取材に応じ「會見では消費してしまった、財産もないというニュアンスだったが『はいそうですか、斷念します』ということは全くない。回収に向けて全力を盡くす」と述べ、引き続き返還を求めていく考えを強調しました。
 

男性が代理人の弁護士に対し「振り込まれた金は海外のオンラインカジノで全部使い切った」などと話していることについては「事実かどうかも含めて確認していきたい。事実であれば、許せないという気持ちはある」と述べました。
 

そのうえで「すでに警察の捜査が始まっていることから被害屆を出す予定はなかったが、ことがこうなっている。被害屆や告訴について弁護士と相談していきたい」と話していました。